寒さが本格化し、温かいお鍋や煮込み料理が恋しい季節となりました。
鍋料理に欠かせない「白菜」は、11月から2月頃に甘みを増すと言われています。
このように風味が増す「旬」に、その野菜を積極的に食卓に取り入れることは、様々なメリットがあります。
そこで今回は、「旬の野菜」についてご紹介します。

【野菜の「旬」とは？】
その野菜が最もおいしく、栄養価が高く、自然な状態で大量に収穫される時期のことを指します。
旬の野菜には、「おいしさ」「栄養」「価格」などのメリットがあると言われています。

【おいしさが際立つ「旬」の味、栄養価も高い傾向】
旬の野菜の最大の魅力は、やはりその格別な風味です。
素材本来の旨みがギュッと凝縮されているため、シンプルな味付けで十分おいしく食べることができます。
味が濃い分、料理の手間や、凝った調味料を使う必要がなく、結果的に手軽な調理で満足度の高い食卓になります。
旬の野菜は、その時期に必要な栄養素を多く含む傾向もあるので、おいしく食べて体調管理にもつなげられるでしょう。

【家計に優しい「旬」の力】
そして、家計に嬉しいのが価格の安定性です。
旬の時期は、その野菜が最も多く収穫され市場への流通量が増えるため、一年の中でもお買い得な価格で手に入りやすくなる時期とも言えます。

【おすすめ冬野菜と活用法】
では、冬に旬を迎える野菜はどのようなものがあるのでしょう。
白菜：水分が豊富で、お鍋や味噌汁でたっぷりの栄養を。寒い日に嬉しい、体を芯から温める効果が期待できます。
大根：消化酵素を含み、年末の食べすぎ対策にも。煮物はもちろん、大根おろしでさっぱりと。
ブロッコリー：ビタミンCがトップクラス。手軽に茹でてサラダや炒め物に加えるだけで、免疫力アップを助けます。

【まずは旬を意識することから】
まずは、スーパーなどで今月のおいしい食べ物を調べてみると、今まで意識していなかった「旬」を感じられるかもしれませんね。

＜ご参考までに＞
農林水産省：冬に旬を迎える野菜って？
https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1912/spe2_01.html

農林水産省：食べ物と日本の四季のつながりを見てみよう
https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/learn/seasons1.html

株式会社ネクト
※L-club　2025年12月配信より引用