年末が近づくと何かと目にする機会が増える「ふるさと納税」。

「納税」という言葉がついていますが、実際には今住んでいる自治体に納める税金の一部を
自身のふるさとや、応援したい自治体などへ「寄付」することです。

上限額は給与収入や家族構成によって異なりますが、寄付額のうち自己負担額の2,000円を除いた全額が所得税・住民税から控除されます！

寄付をする自治体を5か所までに収め、「ワンストップ特例制度」を利用すると申請書を提出するだけで控除を受けられます。

制度の浸透に加えて、ここ数年のコロナ禍では、
・巣ごもり需要の増加
・帰省や旅行控え
などの理由から、2年連続で寄付額が増加しているそうです。

また、最近は寄付に対して返礼品を受け取るのではなく、
新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受けている事業者・生産者に対する支援も増えてきています。

制度を活用して控除を受けながら、社会貢献もできるとあって、ますます注目を集めそうですね！

ふるさと納税は1月から12月までの1年間に行った寄付に対して
住民税は翌年、所得税は同年分について控除を受けられる仕組みになっています。

2022年分をまだ検討中という方は、早めに確認をされてみてはいかがでしょうか。

＜ご参考までに＞
総務省：ふるさと納税ポータルサイト
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/about/

株式会社ネクト
※L-club　2022年12月配信より引用